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【第89回全国高校野球選手権大会(2007)・神奈川】

夏の高校野球県大会 組み合わせ決まる 194チームの夏 来月8日開幕

2007年6月10日

抽選会でくじを引く各チームの主将ら=横浜市西区の県立青少年センターで

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第1シード慶応、行く手に桐蔭・法政二

 夏の甲子園出場をかけた第八十九回全国高校野球選手権神奈川大会の組み合わせ抽選会が九日、横浜市西区の県立青少年センターで行われた。百九十四の参加チームの主将やマネジャーらが次々とくじを引き、対戦相手が決まった。開幕戦は七月八日、横浜スタジアムで行われる元石川−神田になった。選手宣誓は大会開催回数にちなみ、八十九番のくじを引いた市ケ尾の三輪健介主将(三年)に決まった。 (加藤木信夫)

 午後一時から始まった抽選会は、まず春の県大会で優勝した慶応義塾がくじを引き、第一シード四校のブロックが決まった。次に第二、第三シード校の組み合わせ位置を決めた後、残りチームが予備抽選の順番に従って本番のくじを引き、すべての対戦が確定した。

 強豪校は総じて順当に散らばった。ただ慶応義塾のブロックには、ノーシードながら上位を狙える桐蔭学園や法政二などが入り、波乱の可能性もありそうだ。

 開幕戦を飾ることになった元石川の林優里マネジャー(二年)は「びっくりした。広い球場で、いつもと全然違うだろうけど、みんな仲良く精いっぱい戦いたい」と笑顔で答えた。一方、神田の石本拓也主将(三年)は「引いた時は緊張して手が震えてしまった。どんな場面でもつなぎの野球ができるチーム。頑張りたい」と意欲を見せた。

選手宣誓は市ケ尾・三輪主将

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 選手宣誓の大役を引き当てた瞬間、戸惑いの表情を見せた市ケ尾の三輪健介主将=写真。「お守りをつけていたので、いいくじが引けるかと思ったけど。いいくじと言えるのかなあ」と苦笑いを浮かべた。

 お守りは女子マネジャーの手製。白球と、幸運を呼ぶといわれる四つ葉のクローバーが刺しゅうされている。「一年の時から身につけている。部員全員に縫ってくれたマネジャーに感謝です」

 同校野球部は部員とマネジャーを合わせて四十二人。「冬のつらい練習に耐えて残った人ばかりだから、この数字は大切にしたい。くじを引く時、右手指を順に折って、四十二番目の人さし指に触れた紙をつかもうと決めていた」という。

 「自分の宣誓のひと言で、神奈川球児の気持ちが変わってくると思う。責任を持って務めたい」ときりりとした表情で締めくくった。 (加藤木信夫)

 

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