夏の高校野球県大会は第7日の十七日、6球場で西大会の3回戦16試合が行われ、引き分け再試合を挟み3日連続で試合があった市立船橋は疲れを感じさせない攻撃野球で16強入りを決め、千葉経大付、東海大浦安のAシード勢も快勝した。 (武田雄介)
連戦の市立船橋は3−1の七回裏、5つの四死球に3安打を絡め、打者一巡の猛攻で一挙5得点。コールドで流経大柏を下した。この日は酒井祐二投手が先発し完投。十六日の再試合で9回を1人で投げ抜いた岡崎嵩投手は右翼で出場し、登板しなかった。
東海大浦安は序盤の4得点を先発清水脩投手を中心に守り抜き渋谷幕張に完封勝ち。千葉経大付は8−0で七回コールドと、千葉明徳を寄せ付けなかった。
2回戦でAシードの市立柏を破った好調な沼南は、磯辺から7点を奪いコールド勝ち。3番の古川強選手は4打数4安打3打点と大活躍した。
Bシードの千葉北が船橋西に惜敗したほか、夏の甲子園で優勝経験がある古豪の習志野は伏兵の検見川に1点差で競り負け、二〇〇一年以来の甲子園出場は果たせなかった。
十八日は試合がなく、十九日に東大会の4回戦8試合が行われる。
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