東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 高校野球大会・首都圏 > 90回大会 > 千葉 > 記事

ここから本文

【第90回全国高校野球選手権大会(2008)・千葉】

<熱球譜>全力も1球に悔い 成田3年 安村 武将 投手

2008年7月24日

写真

 全力は出し切った。それでも1球に悔いが残る。六回裏二死一、二塁。成田のエース安村武将投手が、木更津総合の4番地引雄貴捕手に投じた4球目は真ん中に甘く入った。打球は三遊間を破る。8失点目がスコアボードに刻まれた。

 7点差をつけられた成田は結局七回に得点できずコールド負け。「自分が守り抜けば仲間と九回まで戦えたかもしれない」。最後の夏の思い出が2イニング分少なくなったことをチームにわびた。

 序盤から堅守が伝統の成田らしくないミスが野手に相次いだ。初回は1点を先制された直後、エラーでさらに2失点。それでも安村投手は「楽しもう」と笑顔で野手に声をかけた。

 尾島治信監督も「ミスを責める選手は1人もいなかった。素晴らしいチーム」と誇らしげだった。

 昨年のエース唐川侑己投手(現千葉ロッテ)から背番号1を引き継いだ安村投手。1年間努力したが「とても唐川さんを超えられなかった」。

 だが、「チーム力は唐川さんの代に負けなかった」と胸を張る。一九九九年以来の4強は唐川投手も果たせなかった偉業だ。

  (武田雄介)

 

この記事を印刷する

PR情報

記事一覧

記事一覧