学館船橋−千葉経大付4回裏千葉経大付1死二塁、重谷祐弥選手の適時打で久保田真一選手が生還=千葉マリンスタジアムで
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夏の高校野球県大会は第13日の二十四日、千葉マリンスタジアム(千葉市美浜区)で西大会の準決勝2試合が行われ、第1試合は千葉経大付が学館船橋に七回コールド勝ち、第2試合はノーシードの沼南がBシードの敬愛学園を九回に逆転して下し、二十六日の決勝進出を果たした。 (武田雄介)
4回戦、準々決勝と苦戦した千葉経大付は二回二死満塁で、今大会本塁打を放っている9番樋口悠選手が、学館船橋の先発松本隼投手から走者一掃の三塁打を打って先制。三回と四回に2点ずつ加えると、エース斎藤圭祐投手が被安打3の力投を見せ、7−0で大勝した。
学館船橋は初回の一死三塁の好機に走塁ミスなどで無得点、三回にも得点圏に走者を置いたが、クリーンアップが凡退するなど、最後まで打線がリズムをつかめなかった。
ノーシードから快進撃を続ける沼南は、0−2と敬愛学園リードで迎えた七回表一死二、三塁の好機に、7番佐々木祐貴選手の三塁打で同点。直後に1点を失ったものの、九回一死から2連続三塁打で追いつき、最後は再び佐々木選手の適時打で逆転した。一九七九年の創部以来初の決勝進出を劇的な勝利で決めた。
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