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【第90回全国高校野球選手権大会(2008)・千葉】

<熱球譜>フォーム改造 貫禄の投球 沼南3年 西川勝投手

2008年7月27日

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 許した安打は三回の2安打だけ。春の選抜甲子園4強の千葉経大付を相手に貫禄(かんろく)の投球を見せたエースは、敗れても「悔しいが、うれしくもある」とすがすがしかった。

 1年前、練習で「サイドスローで放ったら切れが良かった」と投球フォームを改造。決勝では横投げから多彩な変化球を繰り出し、相手打線を翻弄(ほんろう)した。中西威史監督は「技術だけでなく精神的にも強くなった。二百点満点」とたたえた。

 「あの1球だけが」と唯一悔やんだのが三回の失点の場面。甘く入ったスライダーを痛打され、先取点を許した。六回の失点は失策絡み。「勝てない相手ではなかった」と残念がった。

 大会前に亡くなった五十嵐英治コーチ(37)の遺影をベンチに置き、「英治さんのために」と甲子園を目指した沼南ナイン。2回戦でAシードの市立柏を破ると、準決勝では九回に逆転するなど観衆の脳裏に確かな記憶を刻んで、一夏の戦いに幕を下ろした。 (冨江直樹)

 

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