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【第90回全国高校野球選手権大会(2008)・埼玉】

<熱球譜>全試合完投も… 立教新座 岡部賢也投手

2008年7月27日

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 「力んでしまった。決勝なんで絶対に負けられないという思いが強すぎた」。立教新座の岡部賢也投手(三年)は、初回一死一、二塁で浦和学院の4番打者に痛打された一球を悔やんだ。

 立教新座中学時代から活躍し、昨夏の大会でもマウンドを踏んだ。新チームでは「自分が引っ張る」と誓い、走り込みで下半身を強化。今大会は市立川越、西武文理戦で連続完封するなど、準決勝まで5試合を1人で投げ抜いた絶対的エースだ。

 23年ぶり甲子園出場に王手をかけ、臨んだ大舞台では、二回以降、調子を取り戻したが、2点差で迎えた九回に追加点を奪われるとグラウンドの土をけり上げた。「自分が情けなかった」

 試合後、仲間と抱き合うと、こらえていた涙があふれた。「本当に仲の良いチーム。甲子園に連れて行きたかったけど、自分のせいで負けてしまった。疲れなんて言い訳にしているようじゃいけないんです」と、唇をかんだ。 (土門哲雄)

 

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