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【第91回全国高校野球選手権大会(2009)・群馬】

<熱球譜>今年も決勝で…後輩に夢託し 樹徳3年 岡 貴之投手

2009年7月29日

気迫の投球を見せた樹徳の岡投手

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 今年の夏もまた、声援が飛び交う決勝戦のマウンドに立っていた。「絶対に勝たなければいけない試合」。その思いとは裏腹に、本調子ではなかった。「王手」をかけた甲子園出場の夢は、2年連続でついえた。

 昨年夏、全試合に先発し、決勝で桐生第一と死闘を演じながらも力及ばなかった。雪辱を誓い、県内屈指の左腕として樹徳をけん引してきたエースは、今大会も初戦から1人で投げ抜き、気迫の投球でチームをもり立ててきた。

 1点を先制され、反撃の機会がつかめないまま迎えた6回。投球の乱れをつかれたのか、3安打を浴びて追加点を許した。「どうにかしなければ、と思ってたけど…」

 試合後、涙は見せなかった。「悔いはありません。思い切りできたから」。練習で切磋琢磨(せっさたくま)した後輩に夢を託し、球場を後にした。 (神野光伸)

 

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