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【第91回全国高校野球選手権大会(2009)・東東京】

<熱球譜>京華商3年 山本 元 副主将 仲間の励ましで再起目指す

2009年7月18日

ベンチから声援を送る京華商の山本選手(右)=江戸川区球場で

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 今春まで主軸を務めた京華商(文京区)副主将の山本元君(三年)はこの日、ベンチから必死に仲間への声援を送り続けた。三塁手の山本君を打球が襲ったのは五月の練習試合。右目に当たり、眼底骨折と網膜剥離(はくり)と診断された。医者に「夏はあきらめるしかない」と言われ、人目もはばからず泣いた。

 そんなとき、励まされたのが仲間の「がんばれ」「お前の分まで打ってくるよ」のメールだった。ベッドの上で「チームのためにできることがある。腐っちゃだめだ」と気持ちを切り替えた。

 六月に練習に復帰したが、投手の球が見えなくなっていた。それでもチームのためにできることを考え、球拾いなどして自分なりの貢献を心がけた。八月初めの再診で状態が良ければ、コンタクトレンズによる視力矯正ができるかもしれないという。「甲子園まで進めば、グラウンドに立つことができる」。全員での優勝を信じる。 (西川正志)

 

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