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【第91回全国高校野球選手権大会(2009)・東東京】

<ヒーロー>『全試合1人で』活躍誓う 帝京 平原庸多投手(3年)

2009年7月30日

投打に活躍した帝京の平原投手

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 直球で最後の打者を空振り三振に打ち取った瞬間、帝京の平原庸多投手(三年)はマウンド上でガッツポーズした。球場の球速計表示は144キロ。駆け寄ってくるナインにもみくちゃにされながら喜びを爆発させた。

 伸びのある直球と打者の手元で変化するカットボールを武器にぐいぐい押すピッチングで、都雪谷打線を散発3安打に抑え込んだ。準決勝から18イニングを投げてわずか1失点の活躍だ。

 最速148キロを誇る今大会ナンバーワン右腕も昨秋の都大会では「4、5番手くらいの投手だった」と振り返る。冬場に筋力トレーニングと走り込みを徹底し、下半身を鍛えた。体重も5キロ増し、速球は140キロ超に伸びた。スタミナもついたが、春の大会の背番号は「5」だった。

 最大の課題は変化球のキレと制球。1日おきに150〜200球を投げ込み、球を離すポイントをつかむことで克服し、最後の夏に初の背番号「1」をつかんだ。

 理想のエースについて「一人で投げ抜く投手」と話す。今大会は控え投手の登板が多かっただけに「甲子園は全試合を一人で投げ抜きたい」とあこがれの場所での活躍を誓った。 (西川正志)

 

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