東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 高校野球大会・首都圏 > 91回大会 > 埼玉 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【第91回全国高校野球選手権大会(2009)・埼玉】

<ヒーロー>打撃不振も好守で応え 聖望学園(3年) 本所宏章選手

2009年7月30日

写真

 五回、聖望学園は2死満塁とピンチを迎えていた。打球は二塁後方へフワッと上がった。本所宏章選手(三年)はセンターから猛然と突っ込んだ。白球はグラブの中に。聖望スタンドの悲鳴は歓声に変わった。本所選手は「考える余裕もなく、取ってやろう」と振り返る。

 ここまでレギュラーで唯一、打率が1割を切り、「申し訳なく思っていた」という。五回の守備を終え、ベンチに戻ると、「やっと役に立った」と手荒い歓迎の言葉を受けた。

 「自分のユニホームを洗濯板で洗うのが好き」だ。泥にまみれたユニホームを洗いながら自分の頑張りを実感する。やっとつかんだレギュラーだった。

 試合中盤の大事な場面。「よく飛び込んだ」と岡本幹成監督も評価する。あこがれの聖望ユニホームを着て甲子園の舞台に立てる。これで期待に応えたとは思っていない。 (水越直哉)

 

この記事を印刷する

PR情報