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【第92回全国高校野球選手権大会(2010)・千葉】

<熱球譜>ライバルもたたえた力投 千葉日大一石田稜投手(3年)

2010年7月15日

千葉黎明戦で力投する千葉日大一の石田投手=千葉市で

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 Aシードの千葉黎明(れいめい)に1−0で敗れた試合後、背番号1の御山雄希投手が背番号3の自分の肩に手をかけ「今までで一番いい投球だった」と声をかけてきた。どんな言葉よりもうれしかった。

 御山投手とはエースを狙ってきた良きライバルだ。二人並んで投球練習を行うブルペンでは、一球でも多く投げようと、切磋琢磨(せっさたくま)し合った。ライバル心から二人とも300球近く投げ込んでしまったこともある。

 千葉黎明戦では、背番号3の自分が先発して完投。球速140キロ近い直球を中心に、春の県大会6戦で41点をたたき出した相手の強力打線を1失点に抑えたが勝利に一歩及ばなかった。

 もともとプレッシャーに強い方ではなく、この日も球場行きのバスの中では緊張から手が震えた。「強い相手にこそ、力を発揮する御山にはとてもかなわない」と言うが、エース級の力投だったことは間違いない。 (深世古峻一)

 

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