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【第92回全国高校野球選手権大会(2010)・神奈川】

投打に圧倒 東海大相模

2010年7月31日

甲子園出場を決め、喜びを爆発させる東海大相模ナイン=横浜スタジアムで

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 33年ぶり、悲願の夏出場へ−。高校野球神奈川大会の決勝が30日、横浜スタジアムで行われた。約2万5000人の観衆が見守るなか、今春のセンバツに出場した東海大相模が、1回戦から勝ち上がってきた横浜を9−3で下し、神奈川186校の頂点を極めた。8月7日開幕する第92回全国高校野球選手権大会に県代表として出場する。 (酒井博章)

 過去5年で3度決勝進出した東海大相模が、ここまでチーム打率3割5分以上の横浜を投打で圧倒した。

 初回、互いに主戦の立ち上がりを攻め、1点ずつ奪い合った。試合が動きだしたのは三回。東海大相模が門馬敬治監督の「足を使って攻撃する信念で1年やってきた」との言葉通り、3番田中俊太選手(二年)の左前安打でエンドランをかけ、二塁の臼田哲也選手(同)が生還した。

 大量6点を追い掛ける横浜は六回、6番徳井康介選手(三年)のスクイズなどで2点を奪い、なお2死一塁。続く乙坂智選手(二年)は左翼に大飛球。中堅よりに構えていた、東海大相模の伊集院駿選手(三年)が約25メートルを激走し好捕。横浜に傾きかけた流れを、引き留めた。

 終盤でも140キロ前後の直球を武器に、東海大相模の主戦一二三(ひふみ)慎太投手(三年)が、横浜打線を4安打に抑え、完投勝利した。

 東海大相模の福山亮主将は「監督を胴上げしたいと思って頑張ってきたのでうれしい」。勝利の瞬間、思わず涙した門馬監督は「33年間、夏への思いは非常に強かった。今日も目に見えない思いが詰まった試合だった。(初戦敗退した)センバツでの悔しさを晴らしたい」。

 敗れた横浜の渡辺元智監督は「楽しくやろうと選手には話したが、バッテリーが決勝の雰囲気にのまれてしまった」と約2時間の熱戦を振り返った。

 一方、相模原市の加山俊夫市長は「政令指定都市移行の年の出場は市の誇り。健闘を祈ります」とコメントした。

 

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