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【第92回全国高校野球選手権大会(2010)・西東京】

日大三など4強 あす準決勝 『兄弟校』同士の対決に

2010年7月23日

 第92回全国高校野球選手権東京大会は二十二日、西大会の準々決勝4試合が行われ、日大鶴ケ丘、日大三、早大学院、早実の4校が準決勝に進んだ。二十四日の準決勝は日大同士、早稲田同士の対決となる。東大会の試合はなかった。

 日大鶴ケ丘は岡崎投手が桜美林打線を2安打に抑え、二回の4連打などで桜美林の大沼投手を攻略した。日大三は荻原選手の2点本塁打などで加点し、吉永投手が粘る堀越を6安打に抑え完投した。早大学院は千葉投手が打たせてとる投球で東亜学園を7安打完封。山片選手のスクイズで挙げた1点を守りきった。早実は三回に土屋選手の2点本塁打、七回には8安打を集中させて創価に圧勝した。

 二十三日は東大会の準々決勝4試合が行われる。

東亜学園に勝利し、完封の千葉投手(中央)と喜ぶ早大学院ナイン=神宮球場で東亜学園に勝利し、完封の千葉投手(中央)と喜ぶ早大学院ナイン=神宮球場で

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◆早大学院は56年ぶり 千葉投手『甲子園狙うしかない』

 「やったー、ベスト4だー」。選手同士で抱き合って沸きに沸く早大学院のベンチ。56年ぶり、しかも緊迫した投手戦を1−0で制しての進出だから喜びは大きい。誰かが「まだ二つあるんだぞ」と怒鳴っても、お構いなしだった。

 東亜学園打線を完封した千葉亮介投手(三年)は「夢の神宮で投げたくて、ベスト8が目標だった。でもここまで来たら甲子園を狙うしかない」。最速は120キロ台だが、スライダーと、今春から使い始めたスクリューボールを低めに集めた。

 昨秋、コーチから昇格した木田茂監督も喜びを隠さない。「当時は私語が、しかも野球よりテストの話が多かった」と生徒像を披露する。それが強豪校と対戦を重ねて自信を付けてきた。

 準決勝は同じ「WASEDA」の文字を胸に付ける早実戦。野球では兄貴分の相手だ。だが、東亜学園を零封した守りを見ると「勝つなら1点差」と言う木田監督の言葉も、現実味を帯びてくる。

 

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