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【第94回全国高校野球選手権大会(2012)・千葉】

[展望]Dブロック 習志野、拓大紅陵が優位に

 Aシードの拓大紅陵と昨年覇者の習志野が優位に立ちそうなブロック。拓大紅陵は、昨年からベンチ入りしているエースの木曽佳佑、鈴木稜也両投手ら投手陣の経験も強み。打線も主軸に長打力がある。

 Cシードの柏日体は武藤千尋選手ら打率4割を超える打者も。

 昨年秋の大会で習志野を破りベスト4入りした市立柏、投手を中心とした守りの野球の千葉商大付などはノーシードから勝ち上がってもおかしくない。

バッティング練習に力を注ぐ選手たち=習志野市で

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<注目校>習志野 秋、春の教訓糧に

 昨年に続き、9回目の甲子園出場を目指す。福山慎吾主将や大野駿(はやと)投手ら、甲子園ベスト8メンバーも残っている。だが、小林徹監督は「昨年は昨年。楽観はしない」と厳しい表情で話す。

 福山主将も「新チームになって、勝てる試合を落としてきた」と冷静に振り返る。昨年秋の大会は市立柏に、今年春の大会は専大松戸にいずれも、準々決勝で1点差で敗れる結果が続いている。

 福山主将は「リーダーがしっかりしなくては」と反省し、試合中の声掛けや下級生への叱咤を積極的にするようになった。「昨年は自分も先輩によく声を掛けてもらったから」と後輩も含め、チームが一丸となる環境づくりに気配りを欠かさない。

 福山主将の成長を、小林監督は「人にガンガン言うタイプとは真逆の子だったが、主将としての自覚が行動に表れるようになった」と見つめる。「目線を変えて、変化を読み取れる感性を磨け」と常に諭してきた小林監督だが、福山主将にその感性の変化を感じるという。

 投手陣は大野投手を中心に在原一稀、木村光彦投手の三年生3人で回す。

 「もう後がない。一人一人が課せられたことをやればできる」(在原投手)。大野投手も「派手な選手はいない代わりに、9人皆で支え合ってつなげる野球をする。一つ一つ丁寧に勝ちたい」と闘志を見せる。秋、春の教訓を糧に、再び県の頂点を目指す。

 

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