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【第97回全国高校野球選手権大会(2015)・茨城】

<ヒーロー>霞ケ浦3年・斎藤智徳捕手 監督の叱咤激励で成長

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 「2人が落ち着いて投げてくれた」。2投手の完封劇を支えた捕手は試合後、ほっとした顔を見せた。

 先発の安高投手は打たせて取る投球、綾部投手は高身長からの角度のある直球。それぞれの「持ち味を出す」リードを心掛けた。「失点しても追いつける。ピンチのときにも、一番冷静でありたい」と、心構えを語る。

 今大会はずっとマスクをかぶる正捕手だが、背番号は「2」でなく「12」。高橋監督から「精神的に弱く、投手に影響する。2番はあげられない」と、叱咤(しった)激励の意味を込めて与えられた。

 だがその弱さも、大会を勝ち上がる中で克服してきた。「自分なりに自信がついた。守備でも攻める気持ちが強くなった」と実感する。監督も「斎藤のリード、強肩、打撃で勝たせてもらってきた。大活躍だ」と成長をたたえる。

 捕手は野球を始めた小学校一年生の時から続けるポジションだ。「打者や相手チームとの駆け引きが好き」と、試合を組み立てる面白さもよく分かっている。甲子園では「強いチームと対戦する。気持ちで負けず、全員で攻めていく」。冷静な目と、熱い気持ちで全国初勝利を目指す。 (妹尾聡太)

 

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