東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 高校野球大会・首都圏 > 98回大会 > 群馬 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【第98回全国高校野球選手権大会(2016)・群馬】

前橋育英3年ぶり2度目V  延長十二回の激闘制す 

優勝を決め、スタンドに駆け寄る前橋育英ナイン=前橋市の上毛新聞敷島球場で

写真

 群馬大会は二十八日、決勝が前橋市の上毛新聞敷島球場であった。前橋育英が健大高崎を延長戦の末8−4で制し、3年ぶり2度目の夏の甲子園出場を決めた。全国大会は八月四日に組み合わせ抽選会があり、七日から十五日間の日程で開かれる。 (原田晋也)

 群馬の頂点を懸けた一戦は、延長十二回の息詰まる接戦となった。

 前橋育英は三回に1点を先制したが返され、同点の四回、丸山和郁選手(二年)の適時二塁打と、伊藤雄大選手(三年)の適時打で2点を追加した。八回には伊藤選手が盗塁に成功し、敵失に乗じて二塁から一気に生還し1点を加えた。

 4−4で迎えた十二回に、森田健斗選手(三年)が三塁打を放つなど、一挙に4点を加点して試合を決めた。

 二〇一三年夏の甲子園に初出場して優勝した同校。荒井直樹監督は「前回は甲子園で校歌を歌って非常に気持ちのいい思いをした。何回でも校歌を聞きに行きたいと思う」と甲子園への意気込みを語った。

 小川龍成主将は「取ったら取られてという難しい試合だったが、最後は勝てて本当にうれしい」と喜んだ。

 健大高崎は3点を追う八回、伊藤敦紀選手(二年)の適時二塁打で2点を返し、九回も安里樹羅選手(二年)の右前適時打で同点に追い付いたが、好機を生かし切れなかった。

 青柳博文監督は「選手を責められないが、延長に入ってから厳しいエラーも出た。このあたりを修正していかないと常時勝つことは難しい。準優勝は初めての経験だが、こんなにつらいものなのかと感じた。この悔しさを忘れないでいたい」と語った。

 高橋翔大主将は「悔しい。九回裏、安里が意地で入れてくれたのに、自分が続いていれば…。後輩たちには自分たちが成し遂げられなかった甲子園出場、全国制覇を目指して頑張ってもらいたい」と涙をのんだ。

 

この記事を印刷する

PR情報