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東京都知事選

<明日を託せるのは誰> (10)憲法

(届け出順)

◆「改憲」止めるため出馬

 鳥越俊太郎氏(76) 改憲に強く反対する。改憲勢力が国会の両院で三分の二を握った参院選の二日後に、都知事選出馬を決意。「戦後七十年間、平和な時代を過ごしてきたが、流れが変わり始めた。それを元に戻す」と説明した。「憲法は米国の押し付けと言う人もいるが、日本の歴史を踏まえて考え抜かれている。それは、戦争をやらず、国民の人権を尊重することだ。戦前はちょっと何か言うと警察が飛んできた。自由にものを言える世界、それを保障する憲法を大事にしよう」

◆地方自治とは別問題

 増田寛也氏(64) 都知事選であり、国政の問題と地方自治の問題は分けて考えるべきだとの立場を取り、本紙のアンケートに対して九条を含む憲法改正についての賛否を明らかにしなかった。「一政治家としてお答えするならば」と前置きした上で、「憲法の精神を十分に生かしていく中で、改正を考えるということであれば、改憲規定がある中で国会において各党各会派で十分な議論をすべきである。また前提として国民の合意形成が必要であることは当然のことである」。

◆自民改憲草案に同調

 小池百合子氏(64) 「憲法問題は、自民党で議論されている流れでよろしいかと思う」。自民の改憲草案通り、国会の財政処理の権限を定めた八三条に「健全性確保条項」を設けるべきだと主張し、九六条が定める改憲要件の緩和に前向きな発言をしている。九条については「災害対応を含め、国民の安心安全のため組織的に活動している自衛隊について、条文上は違憲だとする解釈が存在している。こうした疑義が生じぬよう、国民的な議論がされることは重要」とする。

 

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