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【東京新聞の本】

最後の辺境

チベットのアルプス

最後の辺境

中村 保 著
3,086円 (本体価格2,857円)
ISBN 9784808309596

A5判 上製 480P

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“チベットアルプス”の集大成

 

ヒマラヤ山脈の東には、アジアの大河、プラマプトラ川、メコン川、揚子江、黄河源流が併流し、政治的理由で長く禁断の地となっていた。著者は、1990年以来、30回以上、現地を訪れ、多くの地理的な発見を重ね、人々の暮らしと歴史を明らかにしてきた。その「最後の辺境」には、いまなお未踏の6,000m峰が270座以上存在し、「チベットのアルプス」と呼ばれるにふさわしい美しい峰々がそびえている。世界的にも注目され、著者は2008年にドイツの出版社から『DIE ALPEN TIBETS』を出版している。

本書は、さらに広大な未踏地域を加えて、21年に及ぶ踏査行を集大成。知られざる未踏峰群、チベット族の暮らし、「西部大開発」で進行するチベットの発展と変貌を紹介し、現代中国の貴重な報告となっている。

   

【主な内容】

序 章 最後の辺境 

第1章 ヒマラヤの東「チベットのアルプス」 

第2章 2005年 念青唐古拉山東部 禁断の易貢蔵布

第3章 2006年 易貢蔵布から崗日嘎布、波堆蔵布

第4章 2007年 深い浸食の国 

第5章 2008年 ゴルジュの国・幻の山塊と四川探査行

第6章 海外での反響と栄誉 

第7章 2009年 東チベット長駆5000? 

第8章 講演旅行と登山文化 

第9章 2010年 雲南キリスト教会探訪と四川理塘高原ピーク同定

第10章 探検史と宣教師の苦闘

第11章 2011年 執念の易貢蔵布空白の12日

    

【著者】

中村 保(なかむら・たもつ)

77歳。20代に南米の未踏峰の初登頂を重ねた後、大手メーカーの海外駐在員として活躍。退職後、中国チベット東部を中心に21年を費やし踏査を重ねた。成果を内外の山岳雑誌で発表し、その業績によって秩父宮記念山岳賞、英国王立地理学協会「バルク・メダル」を受賞。日本山岳会、英国山岳会、米国山岳会などの名誉会員。英国王立地理学協会フェロー。著書に、『ヒマラヤの東』、『深い浸食の国』、『チベットのアルプス』(山と溪谷社)、『DIE ALPEN TIBETS』(ドイツ出版社)。