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【東京新聞の本】

かのひと

超訳 世界恋愛詩集

かのひと

菅原 敏
1,835円 (本体価格1,700円)
ISBN 9784808310196

四六判 フランス製本 160ページ

ご注文はこちらから [在庫:有り]

Web連載時から注目を集めた異色の「超訳」恋愛詩集、待望の書籍化。

 

「もうおしまいだ」と あなたがいった。

そうね わたしは年をとった。

時雨に濡れる木の葉も かつての約束の言葉も 色あせてしまったから。

 《今はとて 我が身時雨にふりぬれば 言の葉さえに うつろひにけり》

                 小野小町「そうね、わたしは年をとった」

  

今の恋も、昔の恋。

どの時代、どの国に生きようと、恋すれば私たちは何ひとつ変わらない。

ゲーテ、シェイクスピアから小野小町まで。

恋愛を題材とした古典作品をモチーフに、気鋭の詩人 菅原敏が独自の感性で現代詩に昇華させた35編を収録。

現代美術家 久保田沙耶による古さと新しさを掛け合わせた斬新な絵も詩集に彩りを与えている。

ブックデザインは多方面で活躍中のクリエイティブ・デザインスタジオ KIGIが担当。

大事な「かのひと」への贈り物にも使えるアーティスティックな一冊となっている。

バイロン 「かのひとは美しくいく」 ニーチェ 「さよなら、たまねぎ」 リルケ 「僕らはみんな落ちていく」 シェイクスピア 「雪が白なら彼女の胸は」 在原業平 「夜露のように消え失せろ」 エミリー・ディキンソン 「愛される1時間」 ほか

  

【著者紹介】

詩人。2011年、アメリカの出版社PRE/POSTより詩集『裸でベランダ/ウサギと女たち』で逆輸入デビュー。新聞や雑誌への寄稿のかたわら、スターバックス

コーヒーやBEAMSなど異業種とのコラボレーション、ラジオやテレビでの朗読、デパートの館内放送ジャック、増上寺『眠りのための朗読会』など詩のない所に詩を運ぶ独自の活動を展開。14年にYoutubeから始まった、『詩人天気予報』も話題となり、クラウドファンディングでラジオ番組化(bayfm)。人気アーティストSuperflyへの作詞提供、東京藝術大学との共同プロジェクトなど音楽やアートとの接点も多い。低く響く声を生かし、ナレーションも数多く手がけている。