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【1997年度 渡良瀬有情 撮影者口上】

97年4月〜98年3月

東京新聞写真部 堀内洋助


 1991年4月から1年間、東京新聞に百回連載されたフォトエッセー「渡良瀬有情」の取材班として私は渡良瀬川を撮影した。足尾から渡良瀬遊水地へ、辛酸と荒廃の歴史をたたえながら流れ続ける渡良瀬川。その自然と人間の営みがテーマであった。連載中から大きな反響があり、1992年度日本新聞協会賞がこの連載に授与された。その後もこの川に魅了されて取材を続け5年が過ぎた。公害の原点・松木川源流やアシ原の開発で揺れる遊水地に立つと、自然が激しく問い掛けてくる。ファインダーを持つ手が震える瞬間に何回も出会った。この川だからこそ自然の息吹が見えてくるのだろうか。今回発表する作品は毎月テーマを決めて、連載していきます。インターネットの東京新聞ホームページ用(栃木県版)に、続「渡良瀬有情」として新作を中心に発表します。

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