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【2000年8月 渡良瀬有情】

夏の日

撮影・文 堀内洋助


 今年の夏も厳しい暑さが続いている。環境学習と避暑を求めて、標高750メートルの渡良瀬川源流の足尾ダム周辺で行われるフォ−ラムを紹介したい。

 「第1回足尾グリ−ンフォ−ラム」が今月20日、足尾ダム下の足尾町の銅(あかがね)親水公園で同実行委員会(会長・斉藤重二足尾町長、委員長・神山英昭足尾に緑を育てる会会長)主催で開催される。

 午前9時30分から2時間、フィ−ルドワ−クで、松木沢と久蔵沢の緑化事業の現地を歩く。緑化工事用のス−パ−キャリアに搭乗。午後12時30分から同公園内の足尾環境学習センタ−で開会式。1時30分から作家の立松和平さんが記念講演「足尾から学ぶこと」。2時30分からグリ−ンシンポジウム「よみがえれ!足尾の緑」でパネラ−は立松さん、元大間々営林署長の西堀稔さんら。会場内では、パネル展示、足尾特産品の販売、模擬店、空くじ無しの福引き抽選会もあり、家族連れも楽しめる。

 今回のテ−マは「よみがえれ!足尾の緑(地球環境−いま、私たちにできること)」。足尾銅山は明治政府の富国強兵策で、外貨獲得に大きく貢献したが、足尾鉱毒事件を引き起こし、森林の乱伐や大火事や亜硫酸ガスの被害で緑が失われた。戦後、昭和32年から緑化事業が本格的にスタ−ト。40数年の歳月が徐々に森を蘇らせて来た。平成8年、渡良瀬川流域で活動する5つの市民グル−プの呼び掛けで、「足尾に緑を育てる会」が発足し、毎年4月に市民らが植樹活動を続けている。

 同実行委員会の神山英昭さんは、「夏休みに親子で自然の大切さを学ぶよい機会です」と多くの参加を呼び掛けている。問い合わせは、神山英昭さん 電話0288・93・2180。

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