![]() 【2003年度 渡良瀬有情】2004年3月 春光![]() 北海道・中標津町に暮らす写真家の久保敬親さんが、渡良瀬遊水地に初めて訪れた。久保さんは日本の自然環境に視点を置いて、野鳥と動物たちが命をはぐくむ姿を、感動的な映像で撮り続けている。狙いはハイイロチュウヒだった。 2004年2月 冬の日2004年1月 冬の夜明け![]() この冬、標高1400メートルの赤城山・鳥居峠から渡良瀬川の幻想的な夜明けを撮影した。ここは関東平野を一望できるビューポイントで、車で行けるのがいい。同山の東斜面の水源からは鳥居川、猿川、鹿角川、小黒川など何本もの川が渡良瀬川に注いでいる。 2003年12月 ヨシ刈り![]() 渡良瀬遊水地の冬の風物詩であるヨシ刈りが今月から始まった。遊水地の約半分の面積1500ヘクタールに広がるアシ原が刈り取られていく。冬の日に、堤防からヨシ刈りと富士山を望む光景は、自然と人間の営みを語る日本の原風景のようでいつも心を癒してくれる。 2003年11月 行く秋のオギ群落2003年10月 皇海山へ2003年9月 秋めく山野2003年8月 夏の谷中村遺跡で2003年7月 梅雨のアシ原2003年6月 初夏のヨシ霧![]() 渡良瀬遊水地の夜明け前、薄明のアシ原に川霧が漂い始めていた。乳白色の帯が一面に広がり、木々の頭がその上にポッカリと浮かぶ。川霧の上空には有明の月が見えた。月が欠け終わりを迎えるさびしい趣が、何故か心をいやしてくれる。明るさで月が消えると、地平線から淡い色の太陽が顔を出した。まるで墨絵のような幽玄な世界を鑑賞する思いだった。 2003年5月 風薫る日2003年4月 春のアシ原バックナンバー |