東京23区の魅力再発見
文京区
文京区役所 〒112-8555 文京区春日1-16-21 電話 03-3812-7111(代表)
 徳川2代将軍秀忠の嫡子、竹千代(後の3代将軍家光)に乳母として仕えた斎藤福。彼女こそ後に「春日局」として大きな権力を握った、近世初期の重要な女性政治家です。そんな春日局ゆかりの地を紹介します。
春日局像(文京区春日1 -15)
 文京区立礫川公園の春日通り側出口に、春日局の銅像が建っています。「春日」の地名は、彼女が家光より拝領した土地に由来し、昔は春日殿町と呼ばれていました。このように、文京区は春日局と歴史的に深い縁があり、町名や「春日通り」(道路名)など、彼女にちなんだ地名が今も残っています。
出世稲荷神社(文京区本郷1 -33-17)
 かつて野原だった地を、お付きの御下男たちの住まいとするため、寛永7(1630)年、春日局が幕府に願い拝領した際に、その鎮守のために稲荷神社が祀られました。彼女の出世にあやかり「出世稲荷」と呼ばれ、現在も町の人にあがめられています。
平成22年10〜12月東京新聞・朝刊 東京23区版に掲載、
“近くて魅力ある東京を歩いて楽しむ”シリーズです。

日本の近代教育発祥の地
史跡湯島聖堂
歴史を感じさせられるたたずまい
創建は320年前
 徳川五代将軍綱吉が儒学の振興を図るために、1690年に聖堂を創建したのが湯島聖堂のはじまりです。その後、1797年に幕府直轄学校として「昌平坂学問所」を開設。明治以後も、東京師範学校やわが国初の博物館、図書館が置かれるなどした日本の近代教育発祥の地で、現在も多くの受験生が合格祈願に訪れます。
所在地/文京区湯島1-4-25
電 話/03-3251-4606
アクセス=JR・東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」より徒歩2分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」より徒歩2分
学問の神様が祀られています
湯島天満宮
毎年11月に行われる文京菊まつり
通称は湯島天神
 昔から江戸・東京の代表的な天満宮で、雄略天皇によって458年に創建されたのがはじまりと伝えられます。南北朝時代の1355年に学問の神様、菅原道真を勧請して合祀。今でも学問成就や合格祈願の学生たちでにぎわっています。11月1日から23日まで、菊まつりが開催され、菊人形や約2千株の菊で境内が賑わいます。
所在地/文京区湯島3-30-1
電 話/03-3836-0753
アクセス=東京メトロ千代田線「湯島駅」より徒歩2分、同銀座線「上野広小路駅」・都営地下鉄大江戸線「上野御徒町駅」より徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目駅」・JR「御徒町駅」より徒歩8分
日本を代表する総合大学のひとつ
東京大学
堂々たる威風を誇る安田講堂
起源は1684年
 東京大学は、江戸幕府が1684年に設立した天文方を起源とし、1877(明治10)年に日本で初めての近代的な大学として設立されました。有名な朱塗りの「赤門」は旧加賀藩主前田家上屋敷の御守殿門で、13代藩主前田斉泰が11代将軍徳川家斉の娘、溶姫を正室に迎える際に造られたもので、国の重要文化財です。
所在地/文京区本郷7-3-1
電 話/03-3812-2111
アクセス=地下鉄南北線「東大前駅」より徒歩1分、都営地下鉄大江戸線「本郷三丁目駅」より徒歩6分、東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目駅」・同千代田線「湯島駅」「根津駅」より徒歩8分

〈写真提供=文京区〉
コラム23
Vol.5
特別区の歴史〈2〉
「基礎的な地方公共団体」への歩み
 昭和22年5月3日、日本国憲法とともに施行された地方自治法では、特別区は一般市と同格の自治体として出発しました。ところが、実際には多くの事務権限が東京都に残されていたため、以後半世紀に及ぶ自治権拡充のための運動が展開されることになります。
 昭和27年の地方自治法改正では、特別区は東京都の内部的な団体とされ、区長の公選制も廃止されてしまいました。その後、東京の巨大都市化に伴う行政の行詰まりや特別区の自治権拡充運動を背景に、順次都から区への権限移譲が行われ、昭和50年には、区長公選制の復活をはじめ、特別区を原則市並みとする改革が行われました。
 多くの区民や区政関係者の粘り強い自治権拡充運動が実を結び、特別区が東京都の内部団体を脱却して法律上の「基礎的な地方公共団体」として位置付けられたのは、平成12年4月1日のことでした。

特別区に関する資料は 特別区自治情報・交流センター(東京区政会館4階)へ
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公益財団法人 特別区協議会
〒102-0072 千代田区飯田橋3-5-1 東京区政会館 TEL 03-5210-9917
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