<新型コロナ>アサガオ販売 ネットに託す 江戸川の農家で出荷大詰め 入谷・小岩、今年も「まつり」中止

2021年6月29日 07時14分

アサガオの出荷に向けた準備をする半谷善之さん=江戸川区で(区提供)

 江戸時代末期から続く江戸川区の園芸農家「江戸川園」(鹿骨四)で、区特産のアサガオの出荷作業が大詰めを迎えている。新型コロナの影響で、各地の朝顔まつりが中止となっており、今年はネット販売に力を入れている。(井上幸一)
 江戸川園では、五代目の半谷(はんや)善之さん(64)が出荷に向けて、つぼみに栄養が行き届くよう花を摘み、伸びたつるを円柱形の骨組みに巻き付ける「つる巻」などの作業を行っている。
 コロナ禍で、例年七月六〜八日に台東区で開かれる「入谷朝顔まつり(朝顔市)」や、区内の「小岩あさがお市」は昨年に続き中止に。半谷さんによると、安定した売り上げが期待できるまつりへの出荷がない影響は園芸農家にとって大きく、生産量を減らした農家もあるという。
 同園では、窮状を知った得意客からお中元用の注文などが入り、例年よりも生産量は抑えつつ、ニホンアサガオなどを育ててきた。
 半谷さんは「今年は気温の高い日が多く、例年よりも花つきは良く、長く楽しめる。昔ながらの自然の涼しさを感じてほしい」と話す。
 購入は、入谷朝顔まつりのホームページからできる。一鉢二千円(税込み、送料別)から。七月四日正午まで。

関連キーワード

PR情報

東京の新着

記事一覧