ヤシの木演出 南国ムード 館山のキャンプ場が大好評 旧ファミリーパーク再建

2022年5月6日 07時18分

南国ムード漂うRECAMP館山=館山市布沼で

 新型コロナウイルスの影響を受けて昨年五月に閉園した館山市有数の日帰り観光施設「館山ファミリーパーク」(同市布沼(めぬま))が、キャンプ場「RECAMP(リキャンプ)館山」として生まれ変わった。サーフスポット平砂浦(へいさうら)が目の前にあり、南国ムードもたっぷり。三月十八日にオープンし、土曜は予約開始後にすぐ埋まるほど好評を博している。
 一九七七年にオープンした旧ファミリーパークは、日本初の巨大砂像(サンドアート)や咲き誇るポピーで人気を集めたが、東日本大震災をきっかけに入園客が減少傾向に。二〇一九年には台風で被災し、約二カ月間営業休止となった。さらに新型コロナ禍で客足が遠のき、四十四年の歴史に幕を下ろした。
 再建に名乗り出たのは、キャンプ場開発・運営の「Recamp」(東京都目黒区)。ヤシの木や花が生い茂る従来の環境を生かしつつ、温水完備の炊事場や新設シャワー棟、暖房便座など利便性を大幅にアップさせた。飼い犬と楽しめる「ドッグランサイト」もある。空を遮るものがなく、満天の星を楽しめるのもキャンプ場の醍醐味(だいごみ)という。
 「コロナ禍であっても、キャンプ場業界には追い風になっている」と語るRECAMP館山マネージャーの野口剛さん。「東京湾アクアライン経由で東京から約二時間。旧施設時代から植栽、芝生がしっかり管理され、南国風な非日常感もあり、全国で唯一と言っていいほど良いロケーション」と魅力を語った。(山本哲正)

関連キーワード


おすすめ情報