望まぬ妊娠防止へ「緊急避妊薬、入手しやすくして」6.7万筆の署名提出

2020年7月21日 21時48分

緊急避妊薬を入手しやすくするよう求める要望書を提出する染矢明日香さん(中央)ら=東京・霞が関の厚生労働省で

 性暴力や避妊失敗による望まない妊娠を防ぐため、緊急避妊薬を入手しやすくするなどの活動に取り組む市民団体のメンバーが21日、東京・霞が関の厚生労働省を訪れ、加藤勝信厚労相あての要望書と署名約6万7000筆を提出した。
 メンバーは、青少年の性教育を行うNPO法人「ピルコン」代表の染矢明日香さん(34)や産婦人科医の遠見才希子さん(36)ら。緊急避妊薬を性交後72時間以内に服用することで、妊娠を高確率で避けられる。染矢さんらは、緊急避妊薬を医師の処方箋がなくても購入できることなどを求める署名活動を、10万筆を目標にインターネット上で続けてきた。新型コロナウイルス感染症対策に伴う外出自粛の影響で、家庭内での性暴力などによって妊娠の不安を抱える女性からの相談が増えたため、この段階で早急な対応を求めることにした。
 提出後の記者会見で染矢さんは「性に関する知識が乏しく、緊急避妊薬にたどりつけない人もいる。性教育の充実も必要」と訴えた。(小形佳奈)

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