DHC会長が在日コリアンに対しヘイト発言か 公式サイトの文章がSNSで炎上

2020年12月16日 19時44分
 化粧品会社ディーエイチシー(DHC)のオンラインショップのサイトに、在日コリアンを差別する文章が吉田嘉明会長名で16日までに掲載され、SNS上で批判が相次いでいる。ヘイト問題に詳しい専門家も「ヘイトスピーチそのもの」と批判している。

DHC公式オンラインショップのサイトに掲載された「ヤケクソくじについて」と題する吉田嘉明会長の文章

 文章はDHCが販売するサプリメントについて書かれており、競合他社について「CMに起用されているタレントはどういうわけかほぼ全員がコリアン系の日本人です」と記述。さらに、その企業名を「ネットでは揶揄されているようです」とし、在日コリアンの蔑称を用いて表現する一方、DHCは「純粋な日本企業」と記している。
 SNSなどではこの文章について「差別発言だ」などと批判する投稿が多く上がった。ツイッターには「#差別企業DHCの商品は買いません」というハッシュタグ(検索目印)を付けた投稿も続いている。
 ヘイト問題に詳しい師岡康子弁護士は「ヘイトスピーチそのものだ。蔑称を用いてコリアンルーツの人を侮辱し、社会から排除することを扇動している。大企業の代表が公式サイト上で文章を公表しており、その扇動の社会的悪影響は大きい」と指摘している。
 DHC広報部は文章掲載の理由や経緯などに関する共同通信の取材に「回答することは特にない」としている。(共同)

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