河井克行元法相、「党の大方針実現のため」買収認める 被告人質問で議員辞職表明

2021年3月23日 12時58分
東京地裁に入る元法相の衆院議員河井克行被告=23日午前(代表撮影)

東京地裁に入る元法相の衆院議員河井克行被告=23日午前(代表撮影)

 2019年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われた元法相の衆院議員河井克行被告(58)は23日、東京地裁の被告人質問で「選挙買収罪の事実については争わない」と述べ、無罪主張から一転して買収を認めた。「全ての責任は私にある」として議員辞職を表明した。妻の案里前参院議員(47)=有罪確定=と共謀したとする起訴内容については「全く事実と異なる」と否定した。
 この日始まった被告人質問で、自民党が2議席獲得を狙い、現職候補に加え、案里前議員を擁立した経緯を踏まえ「2議席を獲得する党の大方針を実現するため、案里の当選を得たいという気持ちが全くなかったとは言えない」と話した。
 「認めるべきは認めることが、長年にわたり支持していただいた後援者に対する政治家としての責任の取り方だと考えるに至った」と述べた。
 その上で、自身が地元議員らを買収したと認めたが、陣営スタッフらへの現金供与に関しては「買収ではない」とし、起訴内容の一部は争う姿勢を示した。 (共同)

関連キーワード

PR情報

社会の新着

記事一覧