衆参3選挙、自民全敗 菅政権、初国政選で打撃 激戦広島は野党系制す 長野、北海道2区も立民

2021年4月25日 22時22分
菅義偉首相

菅義偉首相

 次期衆院選の前哨戦となる衆院北海道2区と参院長野選挙区の補欠選挙、参院広島選挙区再選挙が25日投開票され、自民党は全敗を喫した。立憲民主党など野党は4党共闘で臨み3勝した。菅政権発足後、初の国政選挙で菅義偉首相(自民総裁)に打撃となった。衆院議員任期満了が10月に迫る中、首相の衆院解散戦略に影響を与えるのは必至。与党内で早期解散への慎重論と、首相の下での衆院選に懸念の声が出そうだ。
 自民は北海道2区で不戦敗。激戦の広島、長野で公明の推薦を得て戦った。野党は連合を中心とした組織票をまとめ、「政治とカネ」や新型コロナウイルス対応を巡る政権批判票を取り込んだ。
 広島は、公選法違反(買収)で有罪が確定した河井案里前参院議員(自民離党)の当選無効に伴う再選挙で、諸派新人宮口治子氏(45)=立民、国民、社民推薦=が共産党の支援も受けて自民新人との激戦を制した。
 収賄事件で吉川貴盛元農相(自民離党)が議員辞職したのに伴う北海道2区補選は、立民元職の松木謙公氏(62)=国民、社民推薦=が共産の支援も得て5選。立民の羽田雄一郎元国土交通相の死去に伴う長野補選は、弟の立民新人羽田次郎氏(51)=共産、国民、社民推薦=が自民新人らを退け初当選した。「弔い合戦」と位置付け、幅広く浸透した。(共同)

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