野党共闘の松木氏勝利 衆院北海道2区補選、次期衆院選に弾み

2021年4月25日 22時38分
衆院北海道2区補選で当選を決め、万歳する松木謙公氏(中央)=25日夜、札幌市

衆院北海道2区補選で当選を決め、万歳する松木謙公氏(中央)=25日夜、札幌市

 収賄罪で在宅起訴された吉川貴盛元農相(自民党離党)の議員辞職に伴う衆院北海道2区補欠選挙は25日投開票され、立憲民主党元職の松木謙公氏(62)=国民、社民推薦=が、保守系無所属の元地元民放アナウンサー鶴羽佳子氏(53)ら新人5人を破り、5回目の当選を果たした。共産党も支援する野党共闘候補の松木氏の勝利で、野党側は次期衆院選に向け弾みをつけた形だ。
 自民は吉川元農相の在宅起訴を受け候補者擁立を見送り、公明党が自主投票としたことで与野党対決の構図が崩れていた。
 当選を決めた松木氏は25日夜、札幌市で支援者らに「良い結果を出せた。国民のために生活が向上するよう頑張っていきたい」とあいさつした。選挙戦では、新型コロナウイルスの経済対策として消費税減税を主張していた。
 唯一の女性候補の鶴羽氏は子育て支援や女性活躍などを訴えてきたが、及ばなかった。同じく保守票を狙った日本維新の会の元道議山崎泉氏(48)、無所属の弁護士長友隆典氏(52)も支持が広がらなかった。
 松木氏は札幌市生まれ。藤波孝生元官房長官の秘書を経て、民主党から出馬した2003年の衆院選で初当選した。(共同)

関連キーワード


おすすめ情報