令和の灯火管制?初日の東京の繁華街は変化見られず 小池知事が消灯要請も…

2021年4月25日 23時07分
午後8時を過ぎても多くの店でネオンが灯る東京・歌舞伎町の飲食店街を行き交う人たち

午後8時を過ぎても多くの店でネオンが灯る東京・歌舞伎町の飲食店街を行き交う人たち

  • 午後8時を過ぎても多くの店でネオンが灯る東京・歌舞伎町の飲食店街を行き交う人たち
  • 午後8時を過ぎても、多くの店のネオンが灯る東京・渋谷=25日
 東京都は緊急事態宣言中、夜間の人出を抑える対策として、午後8時以降は屋外のネオンサインや店舗照明を落とすよう呼び掛けている。新宿、渋谷、新橋などの繁華街は25日夜、街の明るさに普段と大きな変化は見られなかった。
 JR新橋駅(港区)のSL広場周辺では、午後8時が近づくと、多くの飲食店が閉店の準備を始めたり、ビルの看板の明かりが消えたりして、人影まばらに。ただ午後8時を過ぎても、ビルの大型ビジョンではコマーシャルや音楽が大音量で流れ、ネオンを瞬かせて営業を続ける店もあった。
 仕事から帰宅途中という港区の男性会社員(57)は「結局一部の人や店しか要請を守らない。自分の会社ではランチも1人で食べるように指示されているのに、やるせない気持ちになる」と話した。
 小池百合子知事は、政府が宣言発令を決めた23日夜の会見で「街の明るい看板、ネオン、イルミネーションなども停止をお願いする。関係団体にご協力を要請する」と言及。街灯は「防犯の関係でそのまま」と除外した上で「全ての明かりを消すように徹底していきたい」と述べた。
 小池知事は2011年の東日本大震災後の電力使用抑制で「東京の街が相当暗くなった」ことを引き合いに出し、「(当時は)電力をいかに使わないかということだったが、今回は人の流れを抑制するための措置だ」と説明した。
 「屋外照明の夜間消灯」は、23日に政府が改定した基本的対処方針でも、関係事業者への協力依頼が盛り込まれている。(小沢慧一、原昌志)

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