池袋暴走事故 飯塚被告「アクセルペダルが床に張り付いて見えた」【被告人質問・詳報】

2021年4月27日 19時06分

15:17 記憶整理して質問にと説明

 弁護側が再質問。事故後まもなく会った弁護士と何度も打合せをし、記憶を整理した上で被告人質問に臨んでいることを確認され「その通りです」と答えた。検察側の質問で、足の踏み出しが難しいことを証言したことについても、弁護側が再質問。踏み出しが悪いと感じる状況を尋ね、飯塚被告は「長い間たっていたときにちょっと悪くなったんです。例えば、横断歩道で赤信号で、青になるのを待っている状況」と説明。座った状態での問題は「全く感じません」とした。 

15:20 閉廷

 この日の被告人質問が終わった。飯塚被告は車いすに乗ったまま、下を向きながら弁護側の席に戻った。裁判官が6月21日の次回公判の内容を確認した。遺族の松永拓也さんらが、事故の状況や事故についてどう考えているのか、事故後の対応などを尋ねる。
 閉廷すると、飯塚被告は裁判官に促され、弁護士に車いすを押されて、最初に法廷を後にした。

16:00 遺族が会見「事実と違うこと1つや2つではない」

公判終了後の記者会見で、眉間にしわを寄せ、沈痛な表情を見せる松永拓也さん(左)=東京・霞が関の司法記者クラブで

 妻と娘を亡くした松永拓也さん(34)らの会見が東京・霞が関の司法記者クラブで始まった。松永さんは、飯塚被告がドライブレコーダーとは食い違う主張を続けたことを指摘して、「事実と違うことは1つや2つではない。聞いていて悔しかったし、私には理解できない」と述べた。「きょうは感情的になってしまう」と何度も口にし、泣きかける場面や眉間にしわを寄せる場面も多く、「(無罪を主張するなら)簡単にご冥福をお祈りするとか言ってほしくない。いらないです。そんな軽い言葉は」といら立った。
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