「はちはく」で日本遺産を体感 報道向け内覧会 オープンは延期

2021年4月27日 07時06分

オープンを待つ「はちはく」

 八王子市の日本遺産を紹介する「桑都日本遺産センター八王子博物館」(愛称・はちはく)が、JR八王子駅南口に隣接するサザンスカイタワー八王子3階に完成し、26日に報道陣に公開された。新型コロナ感染拡大に伴う緊急事態宣言の影響で、29日に予定していたオープンは延期された。

八王子の歴史を紹介する展示品

 建物の老朽化で閉室となった市郷土資料館の代替施設として整備。昨年、日本遺産に認定された八王子市の歴史や文化財を約200点の資料で紹介している。
 館内は「導入ゾーン」「テーマ展示ゾーン」「交流ゾーン」で区分け。「導入ゾーン」では、通路壁面に描いたイラストとプロジェクションマッピングを組み合わせて、八王子の歴史を表現した。「テーマ展示ゾーン」では、高尾山や八王子城、織物で発展した市街地の様子などを資料とともに個別に解説している。
 伝統の八王子車人形の操作を、映像に映し出された五代目家元の西川古柳さんの指導の下で体験できるコーナーや織機による機織り体験コーナーも設置。新型コロナ収束後に、来場者にも触れてもらうという。
 緊急事態宣言中は休館し、その後も入場者数を制限する見通し。入場無料で、開館は午前10時〜午後7時。菅野匡彦・市文化財課長は「コロナが収まったら多くの人に八王子の情報を知ってもらい、町歩きを楽しんでもらいたい」と話している。(布施谷航)

西川古柳さんの映像指導で八王子車人形を体験できるコーナー=八王子市で

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