車いすフェンシングの魅力知って 県立松戸特別支援学校の生徒ら、剣さばき学ぶ

2019年7月15日 02時00分

米津さん(左)の指導で基本動作を学ぶ生徒たち=松戸市で

 東京パラリンピックで千葉市美浜区の幕張メッセを会場に実施される車いすフェンシングを知ってもらおうと、松戸市の県立松戸特別支援学校(近藤恵子校長、二百二十人)で十二日、体験授業が開かれた。高等部一年の生徒十三人が参加し、剣さばきを学んだ。 (林容史)
 車いすフェンシングは、「ピスト」と呼ばれる台に車いすを固定し、至近距離で突き合う。フットワークが使えないため、よりテクニックとスピードが必要という。フェンシング同様、フルーレ、エペ、サーブルの三種目がある。
 講師を務めたのは市内で障害者支援施設などを経営する米津洋一郎さん(47)、由美さん(47)夫妻。二人は岐阜県のフェンシング強豪校の同級生で、次男の青玄(せいげん)さん(17)が松戸特別支援で勉強していることから、学校側に働き掛けて実現した。授業は今月五日に続いて二度目となる。
 米津さんに「やりたいことがあればチャレンジできる」と励まされ、生徒たちはルールや基本動作を学び、実際に剣を交えた。
 マスクと防具を身に着けて試合に臨んだ男子生徒(15)は「楽しかった。こういうスポーツもあるんだと初めて知った」。対戦相手の男子生徒(15)も「パラリンピックが気になってきた。いい経験になった」と話し、声をそろえて「またやりたい」。
 東京パラ開催をきっかけに競技を知ったという米津さんは「ガチの突き合い。車いすフェンシング部がつくれれば」と期待を膨らませていた。

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