<山崎まゆみのバリアフリーで行こう>車いすで浅草散策 絶景も老舗の味も堪能

2021年4月28日 07時23分

浅草文化観光センター展望テラスからの眺め

 おなじみの観光地、浅草。ルートさえ知っていれば、車いすで散策しやすい街ですし、老舗の味も楽しめます。
 バリアフリー情報収集は、浅草寺雷門前の浅草文化観光センター1階カウンターを訪ねましょう。食事しやすいお店を教えてくれますし、身分証を提示すれば、散策用の車いすを借りられます。7台あるうちの3台は自走式、4台は簡易車いすです。1カ月先まで予約できます。
 センター8階の展望テラスは、正面にスカイツリーがそびえ立ち、浅草の街並みを見下ろせる絶景の穴場スポットです。カフェが隣接しており、休憩も取れます。1、4、7階には多目的トイレもあります。緊急事態宣言発出にともない、現在は2階以上へは上がれません。
 雷門前から浅草寺に向かいます。ずらりと並ぶ土産物店に立ち寄る楽しさはあるものの混雑する仲見世通りか、比較的人通りは少ないですが路面がガタガタしている観音通り、どちらかを利用します。浅草寺の境内は十分に道幅を取ってあるので移動は容易です。本堂に向かって左側に回り込むと、エレベーターで本堂に上れます。

浅草寺本堂横のエレベーターの案内表示=いずれも東京都台東区で

 参拝後は奥山おまいりまちを通り、寄席の木馬亭を横目に眺めつつ、国際通りに出ると、創業明治28(1895)年ですき焼きの名店「浅草今半 国際通り本店」があります。店内に入ると、車いす利用者には係の人が1階のテーブル席に案内してくれます。ランチでいただく場合は1日20食限定の明治すきやき丼か百年牛丼がお手頃です。多目的トイレもあって便利です。
 このコースはのんびりと散策して3時間ほどです。もし体力に余裕があれば、浜離宮やお台場方面へいける浅草発の水上バスに乗車するのも一興です。水上バスの入り口にはスロープが設置され、乗車しやすいです。
 週末より平日、午後より午前中がよりすいています。曜日や時間帯を選べば気兼ねなく楽しめます。浅草は他にもディープなバリアフリー情報がありますので、またご紹介します。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いてからお出かけください。 (温泉エッセイスト)
浅草文化観光センター=(電)03・3842・5566、浅草今半国際通り本店=(電)03・3841・1114

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