小池知事「悪夢のシナリオになる」…コロナ変異株N501Y、都内感染者の約6割に急増 

2021年4月28日 19時41分
東京都の小池百合子知事=28日、都庁で

東京都の小池百合子知事=28日、都庁で

 新型コロナウイルスの感染状況を分析する東京都のモニタリング会議が28日開かれ、感染力が強いとされる変異株「N501Y」について、専門家は「都内の新規感染者の6割を占め、優位になりつつある」と警戒を強めるよう訴えた。
 会議で専門家メンバーの賀来満夫・東北医科薬科大特任教授は、都健康安全研究センターで実施したスクリーニング検査の結果を報告。N501Yの発生割合が12日からの1週間では32・8%だったのが、19日からの1週間で59・6%にまで急増したと話した。
 その後の小池百合子知事の定例会見で、同席した賀来氏は「都内のN501Yは先週の倍近くになり、関西のような状況に、(従来の株と)置きかわりつつあると考えた方が良い」と指摘。小池知事も「明日からの大型連休をどう過ごすかによって、(感染急拡大という)悪夢のシナリオになっていく」とし、人流の徹底的な抑制を呼び掛けた。
 一方、インドで急増しており、国内21例のうち都内でも1例が報告されている別の変異株について、賀来氏は「N501Yに比べて感染性はそれほど高くないと考えられている。スクリーニングや調査を続けていく」と述べた。(小倉貞俊)

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