菊池俊輔さん死去 「ドラえもん」「Gメン75年」作曲 89歳

2021年4月29日 07時17分
 「ドラえもん」「仮面ライダー」「Gメン75年」などテレビ番組の主題歌や伴奏音楽(劇伴(げきばん))の分野で日本を代表する作曲家、菊池俊輔(きくちしゅんすけ)さんが二十四日、誤嚥(ごえん)性肺炎のため死去した。八十九歳。青森県出身。葬儀は親族で行った。喪主は長男竜輔(りょうすけ)氏。
 日本大卒業後、プロの音楽家を目指し一九六一年、映画「八人目の敵」で劇伴デビュー。「海底大戦争」「昭和残侠伝」シリーズ、「ガメラ対大悪獣ギロン」など映画音楽を多数手掛け、梶芽衣子さん主演「女囚701号 さそり」の主題歌「怨(うら)み節」がヒットした。
 六三年にはNHKのドラマ「野菊の墓」でテレビ劇伴デビュー。アクションドラマの「キイハンター」、外国映画を思わせるオープニングが哀愁漂う「Gメン75年」、アップテンポな曲調で型破りな時代劇をもり立てた「暴れん坊将軍」など、耳に残るメロディーを数多く残した。
 六五年以降はアニメや特撮番組の主題歌、挿入歌も担当し、昭和のテレビ黄金期を彩った。アニメでは「タイガーマスク」「バビル2世」「ドカベン」などを手掛け、「ドラえもん」の一連の楽曲は世代を超えて親しまれている。特撮では「仮面ライダー」「スーパー戦隊」シリーズなどで活躍した。

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