中国で「食べ残し禁止法」成立、罰金17万円 大食い番組・動画も禁止でネット上では反発も

2021年4月29日 20時32分
中国の全人代常務委員会の会議=26日、北京の人民大会堂(新華社=共同)

中国の全人代常務委員会の会議=26日、北京の人民大会堂(新華社=共同)

 【北京=坪井千隼】中国の全国人民代表大会(全人代=国会に相当)常務委員会は29日、飲食店での大量注文による食べ残しや、大食い動画を規制する「反食品浪費法」を可決した。将来的な食料不足への対応とみられるが、インターネット上では「食べることぐらい好きにさせて」などと反発の声も上がっている。
 同法は飲食店に対し、消費者が食べきれない量を注文するのを防ぐよう要求。食べ残しが大量だった場合、店側に1万元(約17万円)以下の罰金を科す。店が客側に食べ残しの処分費用を請求できるようにした。大食いを取り上げたテレビ番組や動画配信も禁止し、違反者には10万元以下の罰金を科す。
 中国では伝統的に食べきれないほどの料理で客をもてなすことが一般的だったが、習近平しゅうきんぺい国家主席は昨年8月、食料を無駄にしないよう対策を指示している。

関連キーワード


おすすめ情報

国際の新着

記事一覧