東京都で若い世代に感染拡大 3割近くが20代、60代以上の2、3倍 変異株拡大の恐れ

2021年4月29日 21時24分

大型連休の初日、渋谷のスクランブル交差点をマスク姿で行き交う人たち=29日、東京都渋谷区で

 東京都は29日、新型コロナウイルスの感染者が新たに1027人報告されたと発表した。1日あたり新規感染者が1000人を超えるのは、1065人だった1月28日以来、約3カ月ぶり。死者は9人が報告され、うち50代と60代の女性が、感染力が強いとされる変異株「N501Y」に感染していた。都内の変異株感染者の死者は4人となった。
 都によると、感染者の年代別で最多は20代の282人(27.5%)。60代以上は119人(11.6%)だった。
 1月28日時点では、20代の割合は178人(16.7%)だったが、10ポイント以上も増えており、若い世代の感染傾向があらためて顕著になった。一方で、60代以上は304人(28.5%)から17ポイント近く下がった。20代が60代以上を上回るのは、3月31日から30日連続。今月上旬以降、20代の感染者数は60代以上のほぼ2~3倍で推移している。
 都の担当者は「緊急事態宣言下でも人流が抑え切れていない。変異株の広がりもあり、今後の感染拡大が危惧される。ステイホームの徹底を」と呼び掛けている。

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