マイケル・コリンズさん死去 アポロ11号の宇宙飛行士

2021年4月30日 07時20分

米宇宙船アポロ11号の宇宙飛行士、マイケル・コリンズさん=1969年7月、米航空宇宙局提供、ロイター・共同

 【ワシントン=共同】一九六九年七月に人類初の月面着陸に成功した米宇宙船アポロ11号に搭乗した元宇宙飛行士マイケル・コリンズさんが二十八日、死去した。九十歳。米航空宇宙局(NASA)が発表した。死去した場所や死因は明らかにしていない。家族によると、がんで闘病していた。
 アポロ11号に搭乗した三人のうち、船長だったニール・アームストロングさんは二〇一二年に八十二歳で死去。存命は元飛行士バズ・オルドリンさん(91)のみとなった。
 バイデン大統領は「米国が宇宙で成し遂げた素晴らしい出来事の語り部だった」との声明を発表。オルドリンさんはツイッターで「人々を新たな高みに導く情熱を持っていた」と悼んだ。
 コリンズさんは一九三〇年、イタリア・ローマ生まれ。アポロ11号の飛行士に選ばれて搭乗し、六九年七月二十日、月上空を周回する司令船に残り、分離された着陸船イーグル号のアームストロングさんとオルドリンさんを支援した。
 七〇年にNASAを離れ、スミソニアン航空宇宙博物館の館長などを務めた。二〇一九年の月面着陸五十年の記念イベントにも参加。当時のトランプ大統領にホワイトハウスに招かれ、功績をたたえられた。

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