文京区の見どころ 絵はがきで募る 「地域思う心 共有したい」

2021年5月2日 06時41分

募集のチラシを持つ文京建築会ユースの栗生はるかさん=新宿区で

 誰かに教えたい自慢の景色はどこですか−。文京区内の建築家でつくるNPO法人「文京建築会」と若手の「文京建築会ユース」は、区内の見どころをスケッチや写真、イラストなどで表した絵はがきを審査する「第10回文京・見どころ絵はがき大賞」の応募を受け付けている。ユースの栗生はるか代表は「普段暮らす地域の良さを見返して、地域愛を育むきっかけに」と多くの応募を呼び掛けている。6月10日消印有効。 (長竹祐子)
 大賞は二〇一一年から始まり、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で募集途中で延期となった。毎年、子どもから大人まで五百通ほどが寄せられ、審査の上、表彰式や展覧会を開催してきた。
 栗生さんは十年を振り返り「毎年応募の多い東京ドームのような分かりやすいものから、こんな所があったんだというものまで、幅広い作品が見られた」と話す。地域柄、坂のある風景や、解体前の銭湯や小学校など変わりゆく街の景色を愛情を込めて描いた作品も多いという。

前回大賞を受賞した西村久子さんの作品「弓町の大樟(くすのき)」(主催者提供)

 栗生さんは「旅館や銭湯など古い建物がどんどん消えていく中で、地域を大切に思う心を共有したい」と願っている。
 見どころを発見し、その価値が十分に表現されているかを審査し、大賞や区長賞、友好都市の盛岡市長賞などを決める。今回は、昨年の応募作品も審査対象となるという。通常の「見どころ」の他に、テーマ部門として「文京の雨」も募っている。
 表彰式は八月二十八日に文京シビックセンターで開催。展覧会は同日から三十一日まで、センター内のギャラリーシビックで開く。十回目の今回はこれまでの受賞作も展示する。
 応募は、郵便はがき大サイズ(十センチ×一四・八センチ)で、スケッチや写真など表現は自由。百字以内の文章を表か裏に添える。一人三通まで。文京区に興味があれば誰でも応募可。絵はがきに切手を貼り、住所、氏名、年齢、作品の場所を明記して、〒112 0003 文京区春日一の一六の二一 文京春日郵便局留め「文京建築会」へ。

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