コロナ下で「いやな気持ち」6割 それでも子どもたちは楽しみを見つけていた 本紙小中学生アンケート

2021年5月5日 06時00分
 「こどもの日」の5日に合わせ、東京新聞は東京都と神奈川県の小中学生およそ630人に、新型コロナウイルスが広がる中での生活をどう感じたか聞きました。半分以上の人が「いやな気持ちになったことがある」と答えましたが、「家でできる遊びを見つけた」「新しいことにチャレンジできた」という声も。コロナに気をつけながら、明るくがんばる子どもたちがたくさんいると分かりました。(奥野斐)

◆「いやな気持ち」半分近くが「旅行や外食できなくなった」「行事なくなった」

 4月に板橋区と横浜市の公立小、荒川区の公立中、板橋区の民間の学童保育施設にアンケートの紙を配りました。628人が答えてくれて、いやな気持ちやストレスを感じることが「よくある」は88人(14%)、「ときどきある」が266人(42%)で、10人のうち6人がそう感じた計算になります。
 いやな気持ちになったのはどんなときか、当てはまるものを全部聞いたところ、半分近い人が「旅行や外食ができなくなった」「運動会など行事がなくなった」と答え、低学年になるほど増えました。「休校で友だちに会えなかった」「遊べる場所が減った」も多く、体を動かしたり出かけたりできないことが、不満につながっているようです。
 ほかにもマスクが「息苦しい」と感じるとか、「えらい人は会食しているのに、一般人には外出するなとか言っててイライラする」(中2男子)という声がありました。

◆「趣味見つかった」「おかあさんといるじかん、ゆめのよう」 コロナ下でも楽しみ

 そんな生活でも、楽しかったり良かったりしたことはあったのか、自由に書いてもらいました。すると「趣味が見つかった」(中3女子)「ベランダでキャンプしたり工夫して過ごした」(小1女子)など、新しい楽しみや、やりたいことを探せたという答えが返ってきました。
 お父さんが家で仕事をするテレワークになり「ご飯を一緒に食べられたり、勉強を教えてもらえてうれしい」(小4男子)「家族と話すことが多くなりほっとする」(小6女子)「おかあさんといるじかんがゆめのようだった」(小1女子)など、家族で過ごす時間が増えたことを喜ぶ人も。
 今年やりたいことで一番多かったのは「旅行」でした。遠足や修学旅行など学校の行事を望む人、「おじいちゃん、おばあちゃんに会いにいきたい」(小2男子)「おともだちといっぱいあそびたい」(小3女子)と書いた人もいました。

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