<こどもの日>生き物が助け合う絵本 船橋の医師・寺田さん翻訳・出版 「保育園に」と市に贈る

2021年5月5日 07時38分

松戸徹市長(左から2人目)に絵本を手渡した寺田伸一さん(左端)=船橋市役所で

 船橋市の医師寺田伸一さん(59)が、アイルランドで発行された絵本を翻訳し、出版した。地元の子どもたちにも読んでもらいたいと、寺田さんは市立保育園に一冊ずつ贈るため、四月二十二日に市役所を訪れ、松戸徹市長に計二十七冊を手渡した。
 絵本は「パフィンちゃんどこにいるの? スケリッグ島のぼうけん」。北欧など寒冷地に生息する鳥「パフィン」(ニシツノメドリ)のひなが巣穴から飛び出し、迷子になりながらも島を冒険する物語。アザラシやイルカ、鳥たちと出会い、助けられたり、助けたりする。
 寺田さんは、茉悠乃会(まゆのかい)船橋ゆーかりクリニックの理事長・院長。二〇一九年五月にアイルランドを旅行した際、現地の雑貨店でこの本を見つけ購入。英語で書かれており、読後に「いろんな鳥や動物がお互いに助け合う内容で、生物多様性を知る機会にもなる」と考え、日本語訳に取り組んだ。本の翻訳は初めてだったという。
 完成した日本語版は、縦二六・六センチ、横二二・三センチの大型判。カラーで三十八ページ。千八百円(税別)。鳥影社から出版した。絵本の舞台となったスケリッグ島は、映画「スター・ウォーズ」シリーズの撮影が行われたことでも知られる。
 絵本を市に贈った寺田さんは「子どもたちの思い出の一冊になればうれしい」。松戸市長も「子どもたちが読書に親しむ機会になるといい」と話しながら、寺田さんに感謝状を贈った。 (保母哲)

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