<こどもの日>変身、ポールからこいのぼり 川口のメーカー再利用

2021年5月5日 07時43分

こいのぼりのポールを再利用して作った「koburi」=川口市で

 こいのぼりのポールを再利用し、こいのぼりを作りませんか−。川口市にあるアルミ製ポールのメーカーが、こんな提案をしている。家庭に眠るポールを引き取って加工し、こいのぼりをデザインした卓上の置物としてよみがえらせるユニークなサービスだ。
 手掛けるのは創業六十年の「三共」。こいのぼりや国旗掲揚、神社ののぼりなどさまざまな用途のポールを製造販売する。役員と従業員合わせて十三人の小さな会社だ。
 卓上の置物は「koburi」と名付け、全長十二センチ、高さ七センチ。ポールを切り分けて手作業で加工し、うろこを模した穴や、ゆらゆらと揺れる設計でこいのぼりをイメージした。一本のポールから最大で五個製作できる。
 こいのぼりは子どもの成長とともに飾る機会が減り、お祝いで受け取れば処分もしにくい。そんな事情を踏まえ、同社は使われなくなったポールに着目。二年前から新商品のアイデアを練ってきた。
 佐藤久恵社長(43)は、離れた人に会うのが難しいコロナ禍だからこそ「家族への贈り物にして、こいのぼりから家族のつながりを再確認してほしい」と話す。
 加工できるのは外径が三・九センチの一般的な庭用のポール。注文は三個セットから受け付け、価格はポールの回収費や商品の送料を含め二万八千八百円から。問い合わせは、三共=電048(282)5511=へ。 (近藤統義)

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