国民投票法改正案「コロナ禍で採決するな」 国会前で市民ら100人が訴え

2021年5月6日 18時42分

国会周辺で国民投票法改正案の衆院憲法審査会での採決に抗議する人たち=6日、東京・永田町で

 国民投票法改正案が衆院憲法審査会で可決された6日、国会周辺では市民ら約100人が新型コロナウイルス禍での採決に抗議の声を上げた。「採決反対」などと書かれたプラカードを手に「今やるべきなのは改憲につながる法改正ではなく、新型コロナ対策だ」と訴えた。
 東京都の主婦(33)は、一定の投票率に達しなければ無効とする「最低投票率」の規定がない改正案に不安を覚え、11カ月の長男を連れて参加。新型コロナの収束が見通せない現状を踏まえ「コロナなどで多くの人が投票に行けない時に国民投票が行われたら、一部の意見だけで憲法が変わりかねない」と語った。
 都内の60代の女性は「緊急事態宣言下で採決したのは、反対の声を上げさせないためではないか」と憤った。ツイッターでは「#国民投票法改正案採決に反対します」というハッシュタグ(検索目印)を付けた投稿が増加し、6日午後には16万件を超えた。(大野暢子)

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