菅首相 東京五輪「安全、安心の大会は可能」 国民の命と開催の両立は可能なのかと問われ

2021年5月7日 20時12分
緊急事態宣言を月末まで延長し、4都府県に愛知、福岡両県を追加することを決め、記者会見する菅首相

緊急事態宣言を月末まで延長し、4都府県に愛知、福岡両県を追加することを決め、記者会見する菅首相

 菅義偉首相は7日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言の延長発表の記者会見で、東京五輪・パラリンピック開催への判断を問われ、「対策を徹底することで、国民の命や健康を守り、安全、安心の大会を実現することは可能と考えており、まあ、しっかり準備をしていきたいと思います」と述べた。
 東京五輪を巡っては、新型コロナの感染拡大を理由に開始中止を求めるインターネット署名が5日から始まり、署名は22万筆を超えた。著名人からも「中止すべき」という発言が出ている。
 記者から「東京五輪は開催できるのか、不安や疑念が広がっている。国民の命と暮らしを守ることと開催の両立は本当に可能なのか」と問われ、菅首相は「東京五輪の開催について、心配の声が上がっていることは承知している」と述べた上で、選手らの滞在先や移動手段の制限、毎日の検査などの厳格な対策を検討しているとした。
 海外メディアの記者は、五輪の開催時に報道陣も含めた数万人の海外関係者が来日すると指摘し、関係者に求めるルールについて、「非現実的なルールなら意味がなくなる。数万人の行動を監視するのは物理的に可能か」と迫った。菅首相は、選手らの滞在先制限などの説明を繰り返し、「それ以外の方は、さまざまな制約が水際も含めてあるので、そこは安全対策を徹底していきたい」と答えた。

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