1人1問の菅首相会見 本紙記者「再質問に応じて」と要望、結果は…<記者会見詳報>

2021年5月7日 22時07分
【質疑応答】

◆短期集中、適切だったのか

 記者(幹事社・東京新聞) 大型連休の人流抑制や自粛の効果を見極められないうちに緊急事態宣言の延長を判断したが、期間や対策は適切だったか。そもそも短期集中という設定は正しかったのか。国民にさらなる自粛や事業の制約を求める以上、解除の具体的な基準を明示すべきではないか。各社の再質問があった場合、応じていただけるようお願いする。
 首相 多くの人出が予想されるゴールデンウイークという特別な期間に短期集中的な対策として、飲食の対策に加え人流を抑える対策を取った結果、人流の減少という所期の目的は達成できた。解除の基準はステージ4を脱却することが目安となるが、専門家や自治体の意見を聞きながら総合的に判断していく。

記者会見する菅首相(左)と新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長

 記者(幹事社・共同通信) どのような感染状況になっても国際オリンピック委員会(IOC)が中止を判断しない限り、政府は東京五輪・パラリンピックを開催する立場か。
 首相 対策を徹底することで国民の命や健康を守り、安全・安心の大会を実現することは可能と考えており、しっかり準備していきたい。

◆休業要請の緩和は妥当か

 記者(毎日新聞) 大型施設への休業要請を緩和するが妥当か。
 首相 連休も終わる中、今後は平常の時期に合わせた高い効果が見込まれる措置を徹底することで方策をしっかり講じていく。
 記者(TBS) どう変異ウイルスに取り組んでいくのか。
 首相 まず水際対策をしっかり行う。同時にワクチンが変異株に効果があると言われており、接種を急ぐことが大事だ。

◆ワクチン接種、自治体との情報共有は

 記者(ラジオ日本)  ワクチン接種について政府と各自治体で情報共有するための工程表は作るか。
 首相 自治体の状況を個別に丁寧に聞きながら7月末を念頭に高齢者接種を終わらせたい。いろんな課題があった場合は市町村としっかり打ち合わせをして進めていきたい。
 記者(産経新聞) 改憲による緊急事態条項がなければ取れないような感染症対策はどういうものを念頭に置いているか。
 首相 接種が遅れるなどいろんな問題が浮き彫りになった。落ち着いたらそうしたことを検証して対策を考える必要がある。
 記者(日本テレビ) 休業要請の効果をどう分析するか。
 首相 多くの人出が予想されるGWにおいて人流の減少という目的を果たせた。

◆五輪、日本人選手もワクチン接種終えるのか

 記者(伊テレビ局SkyTG24) (東京五輪では)日本人選手も全員ワクチン接種を終えると保証できるか。
 首相 ファイザー社から選手団にワクチン提供の提案があった。各国選手へワクチンの無償提供を行う。日本選手の分もその中にあるので接種したい。

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