「ジョージ・フロイドさんの人権を侵害」 元警官4人を起訴 暴行死事件で米連邦大陪審

2021年5月8日 11時04分
 【ニューヨーク=杉藤貴浩】米連邦大陪審は、中西部ミネソタ州ミネアポリスの黒人男性ジョージ・フロイドさん=当時(46)=暴行死事件で、デレク・ショービン被告(45)ら元警官4人=事件後免職=が、フロイドさんの憲法上の人権を侵害したとして起訴した。司法省が7日発表した。
 起訴内容では、ショービン被告が昨年5月、無抵抗だったフロイドさんの首を膝で押さえつけ、不当な力の行使から解放されるフロイドさんの権利を奪った。他の3人を含めた全員が、フロイドさんが明らかに医療措置を必要とした状態だったにもかかわらず、故意に救助しなかった。
 また、ショービン被告は2014年9月に手錠をかけられて無抵抗だった14歳の未成年者を懐中電灯で複数回殴り、首などを膝で押さえ付けて負傷させた罪でも起訴された。
 4人は、フロイドさん事件で今回とは別にミネソタ州法上の罪にも問われ、ショービン被告は先月、意図的な暴行が死につながったとする第2級殺人罪などで有罪評決を受けた。量刑は6月25日に言い渡される。残る3人は殺人ほう助などの罪で、8月に裁判が予定されている。

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