<新型コロナ>入院優先度 正確に把握 神奈川県「判断スコア」見直し、運用へ

2021年5月9日 14時48分
 神奈川県は、新型コロナウイルス感染者の年齢や基礎疾患に応じて点数を付け、入院の優先度を決める独自の基準「入院優先度判断スコア」を見直した。県内三万人以上の感染者の重症化傾向を分析してスコアを改善し、入院すべき人を正確に把握する措置。五月中に運用を始める。 
 昨年十二月〜今年三月に感染し、旧基準では入院の必要はないとされた三万二千人のうち、後に症状が悪化して入院することになった千七百六十人を追跡調査。その結果、肺炎像を「片側」「両側」で区別することや、高血圧、肥満の程度などは見直しが必要と判断した。
 入院した人は男性が比較的多かったとして、男性なら加点する。最初の診断時に肺炎像の撮影をしないケースも多く、補完するスコアとして「血中酸素飽和度」と「発熱の継続」を新設した。
 阿南英明・県医療危機対策統括官は「スコアの見直しは、当初から検討していた。スコアを精緻にして、入院が必要な人を見逃さないようにしたい」と話した。(志村彰太)

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