浅草の三社祭 神輿の巡行を中止 緊急事態宣言延長を受け

2021年5月9日 17時33分
トラックに載せられ、雷門の前を通る一之宮の神輿(2020年10月18日撮影)

トラックに載せられ、雷門の前を通る一之宮の神輿(2020年10月18日撮影)

 浅草神社(東京都台東区)は、15~16日に開催する三社祭で宮神輿の巡行を取りやめると決めた。巡行は、新型コロナウイルスの緊急事態宣言の解除を条件にしていた。祭りの象徴でもある宮神輿が街に姿を見せないのは東日本大震災を受けて祭りを全面中止した2011年以来となる。
 当初、見物客の密集を避けるため神輿を担がず、3基の宮神輿のうち「一之宮」だけを手押しの台車に載せて各町を巡行する予定だった。代わりに、み霊を何らかの方法でトラックの荷台に載せ、各町を巡る。15日に予定している例大祭式典は予定通り行い、コロナの鎮静祈願もする。
 神田祭をはじめ、都内では祭り自体を取りやめる判断が相次ぐ中、浅草神社の神社総代の1人、冨士滋美さん(72)は「規模を小さくしてでも開催することに意味がある」と話していた。(加藤健太)

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